筋肉がゆるむだけで人はスリムになれる？
特別な食事制限をしなくても、
背中をゆるめるだけで人はやせることができる。
ここで言う『やせる』というのは、
単純に
『体重が減る』ということではありません。
洋服がサイズダウンする、
お腹が引っ込む、
スタイルが良くなるなど
『見た目が変わる』ことを指します。
そのカギは、身体の『重心』にあります。
ほとんどの人は、
筋肉が固くなると同時に、
重心が下がっているのです。
人はただでさえ重力の影響を受け、
常に上から押されています。
さらに背中の筋肉が固くなると、
縮まったまま伸ばせなくなるので、
重力に負けて身体の重心は
下がっていく。
重心が下がると、
肋骨と骨盤の間のすきまが狭くなります。
行き場を失ったお腹のお肉は
前に出るしかなくなり、
内臓も押しつぶされて前に出る。
なので体重が増えたわけではないのに、
お腹がぽっこり出てしまいます。
逆に、
重心を上げて肋骨と骨盤の間を広げると、体重を減らさなくても、
自然に腹筋が使えて
骨盤が立ちやすくなり、
お腹はへこみます。
『重心を上げる』と言っても、
がんばって引っ張り上げる必要はありません。
背中の筋肉をゆるめて、
骨や内臓を本来のポジションに戻すことが大切になります。
ただバランス良く立ち、
ただ歩くだけで、
自然に重心が上がってスリムに見えると
同時に、やせやすくなります。
背中がゆるんで
骨が正しいポジションに戻ると、
見た目がガラリと変わります。
太って見える原因は、
やはり『背中の固さ』にある。
背中が固くなると、
上半身も下半身も筋肉が
内側に巻き込まれて、
『前に前に』引っ張られるようになり、
筋肉が前に広がって太ったように見えてしまいます。
老化や肥満のせいだとあきらめないことです。
ただ正しい位置に戻るだけで、
二の腕や太ももは細くなり、
お尻は小さくなります。
背中をゆるめるメリットは？
•イライラしにくくなる
•顔が小さくなる
•笑顔が自然になる
•デコルテがすっきりする
•ぐっすり眠れる
•巻き肩・猫背の改善
•広がった背中がすっきり
背中やせを遅らせているかも？
筋肉を固くしてしまう習慣チェックリストは？
•胸を張って歩く
•下腹に力を入れてお腹を引っ込める
•お尻にキュッと力を入れて立つ
•ストレッチで思いきり筋を伸ばす
•長時間パソコンの前に座り、
肩を上げたまま作業する
•気がつくと歯を食いしばっている
•やらなければいけないことを常に考えている
このどれもが、
筋肉を固くしてしまう習慣だということを、まず覚えておいてくことをおススメします。
頑張る人は、
筋肉が固くなっていることが多い。
筋肉には、
力を入れているときに固くなり、
力を抜いたときに柔らかくなるという性質があります。
デスク作業やスマホ操作などの合間に、
10秒だけ、
背中をゆるめることを考えると大きな変化が見込めます。
この10秒が、とても効果的。
固くなった背中をゆるめるには、
激しく大きな動作ではなく、
小刻みで小さな動作が必要に。
筋肉は、
『ゆらす』、
『細かく動かす』、
『緊張させて解放させる』などの
動作でゆるめることができます。
例えばイスに座ったとき、
ふにゃと背中を丸める。
これだけでも
『緊張させて解放させる』という
動作になります。
長時間同じ姿勢でいたり、
動かさない状態が続いたりすると
筋肉は固くなる。
だからこそ、
日常のすきまに、
10秒だけゆるめることを
習慣にすることをおススメします。
10秒とはいえ、貴重な時間。
目まぐるしい日常の中ではどうしても優先順位が下がり、忘れてしまいがち。
なので
『パソコン作業中に、
お茶を飲むタイミングで一緒に行う』
『レジ待ちの時間で行う』など、
マイルールにしてしまうと習慣化できる。
自分が忘れないタイミングで続けられることがポイントになります。
筋肉を固くしてしまう習慣がある人は、
まずは日々の生活のなかで、
背中をゆるめることを意識し
筋肉を柔らかくして、
すっきりとした背中を手に入れていきましょう。
背中をゆるめて健康な身体を手に入れるには
↓
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