カロリー大好き◯について
突然ですが
甘いものや脂っこいものは好きですか?
タイトルの
「カロリー大好き脳」というのは
人類全員の「脳」についてのことです。
「5人に1人」
これは、ご存じの方も多いかと思いますが
日本人で「糖尿病」を患っている人の割合です。
「5人に2人」
これは、アメリカ人の「肥満率」の割合です。
ちなみに日本人は10人中2~3人と言われています。
糖尿病にしても肥満率にしても
世界的に毎年増加傾向にあります。
これらの原因は「甘いものや脂っこいものを食べ過ぎ」ですが、
なぜ、食べ過ぎるとこのような結果になってしまうのでしょうか。
そもそも人間は、「飢え」には対応するシステムがたくさんあるのに対して
「食べ過ぎ」に対応するシステムはあまり持ち合わせていません。
例えば、「飢え」によって体内のエネルギーが枯渇すると
体内のたんぱく質を糖に変える「糖新生」の割合を増やしたり、
脂肪酸からエネルギーを作り出す「ケトン体」を合成したりして
エネルギーの枯渇を補います。
他にもエネルギーを生み出す回路は体内にたくさん備わっており、
「飢え」に対応できるようになっています。
しかし、一方で、「食べ過ぎ」に対応する主なシステムは
血糖値を下げるためのホルモン「インスリン」しかありません。
これらを使いすぎると、膵臓が壊れてしまって糖尿病になってしまいます。
飢えに対応するシステムに比べると、
食べ過ぎに対応するシステムは脆弱です。
では、なぜ体は
「飢え」には強いのに、「食べ過ぎ」には弱いのか?
それは、長い人類史の大半が「飢餓の時代」だったからです。
私の好きな「進化生物学」の分野では、以下のように説明しています。
人間が持つ味覚や嗅覚は200~300万年前に発達したとされていますが
当時は食糧難の飢餓の時代でした。
人類は生き残るために、カロリーが高いものを「おいしい」と感じるように
味覚や嗅覚を発達させました。
「カロリー大好き!!」と脳がこの時にセッティングされたわけですね。
Uber eatsで好きな時に
食べたいものを届けてくれる豊食の時代では、
「生き残るための生存システム」と「環境」のミスマッチが起きてしまい、
結果的に「糖尿病」や「肥満率」が増えているということです。
テクノロジーの発展が著しい現代において、
「環境の変化が速すぎて、脳が時代についてこれてない」
とも言えるかもしれません。
しかしながら、
「生き残る」という意味では、
人間の身体は本当によくできていると思います。
切り傷を負ったとしても、瞬時に赤血球が血を固めて傷口を塞いだり、
骨折をしたしても、基本的に元の位置で固定していれば
勝手にくっついてくれます。
「ホメオスタシス」や「自然治癒力」と呼ばれる
「生き残るための生存システム」が体には備わっています。
当サロンの各種整体メニューにて
「これらの機能をいかにして正常に働くようにするか?」
という考え方がベースにあります。
「症状を治すということではなく、身体を治すという意識で施術にあたる。」
故に
【どんな症状でも結果が出せる理由】
になります。
痛がっている患者さんを目の前にすると
ついつい症状にフォーカスしてしまいますが、
「身体を治す」=「自然治癒力が正常に働ける環境設定をしてあげる」
という意識で、
患部に囚われずに施術することが大切だと考えております。
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