西洋医学と東洋医学の違いとは？
・命をつなぎ止めるため発達した西洋医学
現在、
私達が一般的に接している医療は
西洋医学に基づいています。
西洋医学は、戦争の時に戦場で発達した緊急救命と言われています。
命をつなぎ止めるための救急医療が、
西洋医学の本来のあり方。
西洋医学の特徴は、
数値というデータを重視し、判断しています。
例えばお腹が痛いとか、
身体がだるいとかいう時に、
まず血液検査をする。
その検査のデータを見て、
明確に異常があった時に治療します。
例えば風邪をひいた場合は、薬を処方します。
しかし薬で風邪を抑えてしまうと、
身体にとって不都合えますなことも起こりえます。
まず血行が悪くなる。
なぜ風邪にかかるかというと、
人間の身体が毒をため込むようには
できていないからです。
毒がある一定量以上たまると、
発熱・咳・くしゃみ・鼻水で
毒を出すようにできています。
それは毒を流すための作用。
そのため、
薬で抑えてしまうと、
かえって健康の質を落としてしまうことに
なりかねないです。
もともと救急医療なので、
明日急ぎの仕事があって会社を休めない、
育児や家事があるのでゆっくり休んでいられない、
などの事情を抱える現代人には
とても有り難い即効性があります。
薬物療法のいいところ困ったところは
薬はツライ症状を抑えて、
心身を安静にしてくれるという、
安心材料でもあります。
けれど、
西洋薬は石油を原料として作られているものが多い
と言われています。
そして、少なからず副作用があります。
あるお客様の知り合いの方が
関節の痛みを抑える薬を飲み続けていたら、
その薬が原因で糖尿病になってしまったとのこと・・・
そんな副作用が、
いろいろな薬で起きるのが困ったところではあります。
西洋医学は薬物療法で、病気＝症状。
それを部分として見て、切り取ってしまうので、
いろいろ別な作用を引き出してしまう可能性があります。
西洋医学は急性や緊急の症状にはとても有効な療法。
例えば、
感染症や大量出血は西洋医学じゃないと治せないので、
西洋医学に頼りたいところ。
自分の命にとって大事なことを考えた時、
緊急性の高い状態であればあるほど、
西洋医学をお勧めしております。
なら東洋医学はどうか？
東洋医学は、
病気を診るのではなくて、
病気を含めたその人全体を診ていきます。
例えば風邪をひいた場合、
解毒を助けるために身体を根本的に治療したり、
血液を浄化したりして、
自然治癒力を高めるためのサポートをします。
ただ、
全体にゆっくりと改善させていくことが多いので、
現代人の暮らしとそぐわない部分もあります・・・。
また緊急な状態の治療には向きません。
さらに、長く治療していくため、
全体に治療費が高くなるケースも少なくないです。
サポートし予防していく内容になっている為に
まず健康になり、
さらにそこからきれいになる為だったり
より強い身体を手にしていくことを目指す施術は、
東洋医学に基づいています。
臓器が完全に壊れると、
西洋医学ではその臓器を切り取ってしまったりします。
しかし臓器が壊れる一歩手前の段階で、
いかに壊れてしまうのを未然に防げるかを考えるのが
東洋医学。
東洋医学ではまず血液を解毒し、
悪いものを出して、
その人が持つ内臓の質を高めることを目指していきます。
その作業Crea にてご提供している整体メニューや
鍼灸施術になっています。
臓器の状態は身体の表面に出てきます。
その表面に出てきたところ＝経穴（つぼ）や経絡をしっかりと施術することによって、
間接的に臓器に血液を送ったり、
臓器の悪いものを出したりすることができます。
その結果、身体の質をよくすることができていきます。
東洋医学は19世紀の前半までは主流だったのですが、
だんだんいろいろな権力が
伝統医療を圧迫するようになりました。
そのため、
本来は私達の日常生活に根づいていた医療だったのですが、現代は薬を中心にした西洋医学が主流になっていっています。
西洋医学は緊急自体や救命にはとても有効な医療。
東洋医学はゆっくりだけれど
人の力を引きだし治していく医療。
それぞれの特徴を知って、
ケースバイケースで使っていったらいいと考えております。
西洋医学と東洋医学
両方での最高峰機関にて数多くの経験し
それぞれの良さを知っている
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