肩関節周辺の炎症「四十肩•五十肩」は2段階プロセスで!
普段から耳にすることが多い
「四十肩・五十肩」について。
実はこれら2つは名称だけの違いで、
また正式な病名というわけでもない。
中高年に多い肩関節周辺の炎症を指す、
いわゆる俗称です。
肩関節をなす
上腕骨・肩甲骨と鎖骨の間で
動きを滑らかにする関節包や滑液包、
またその周辺などに炎症が起きて
痛みが生じます。
肩を上げる、
腕を水平に保つ、
また背中に手を回すといった動作が
困難となり、激痛を伴う場合もある。
痛む箇所は肩の前上あたりが多いが、
それも個々で異なり、
発生部位は特定しづらいのが
実際のところ。
役立つのが、
コンディショニング的な
視点から見た原因へのアプローチ。
肩関節のこうした加齢現象は、
頭部や首・肩、胸まわりの
アウターマッスル、筋膜、
さらに皮膚や脂肪組織なども含む表層部が過度に緊張し、
張りが強くなることが引き金となります。
その結果、
肩関節のインナーマッスル(総称してローテーターカフと呼ばれる)が
スムーズに動かず、
肩が上がりにくくなるといった現象が
起きる。
そもそも肩関節は、
上腕骨頭が肩甲骨にはまり、
滑らかな球運動をすることで
多方向への動きを繰り出している関節。
加齢現象によって
動きにひっかかりが生じることで、
やがて特定部位の炎症へと
つながるということに。
改善を目指すには、
アウターの緊張を緩め、
インナーには適度な刺激を与える
2段階のプロセスが有効になります。
一つ目
① アウターのリラクゼーション
円柱形のツール《ストレッチポール®》が、効果を発揮します。
仰向けになって深く呼吸をするだけ、
と方法はいたって簡単です。
•ストレッチポールの上で仰向けになり、
膝を立てて手のひらは上に向ける。
全身の力を抜いてリラックスし、
ゆっくり深く呼吸。5~6回。
頭部や首、肩まわりが重力から解放され、普段から頑張りすぎて緊張を強いられたアウターマッスルを、
効果的に緩めることができます。
自分の身体に
鞭打ってエクササイズをする必要もなく、何よりそのリラックス感が気持ちいいと思います。
朝晩、
そのほかにも疲れやストレスを感じたときなど、
いつでも気軽な習慣にすることをおススメ。
続けるうちに
周辺組織が本来あるべき状態に戻り、
肩関節の滑らかな動きを
取り戻せるようになっていきます。
二つめ
② インナーの活性化
肩関節の内旋・外旋運動を行うことで、
ローテーターカフを活性化する。
コツは、
肩から肘を垂直に保ち、
肘を支点として動かすことです。
痛みを感じるところがあれば、
そこが弱いポイントでもあります。
肘が90度になる高さで
テーブルなどにつき、
手のひらは下に向けて置く。
反対の手で肩を押さえ、
肘を軸にして
手を左右に滑らせる動きを
ゆっくり繰り返す。
20~30往復。
ただし症状の緩和においては、
痛みのない範囲から始めるのが
基本となるため、
無理に動かそうとせず、
痛みの手前で止めておくことに注意。
続けるうちに徐々に
動かせる範囲が広がり、
動き自体もやりやすく、
スムーズになるはずです。
これら2段階のコンディショニングで、
肩関節周辺の過緊張が取れ、
やがてその可動域も取り戻せていきます。
肩に違和感を感じたときの予防としても、ぜひ早くから実践していきましょう!
なんとかはやく良くなりたい方は
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