もみ返しとは?
揉み返しって耳にした事はありますか?
揉み返しとはいったい何なのでしょう?
結論から言うと
揉み返しはケガの一種です。
筋肉は筋繊維の束で構成されていますが
揉み返しとはその筋繊維に傷がついた状態を意味します。
簡単に言うと、身体の中で内出血を起こしているような状態が揉み返しなのです。
揉み返しができる最大の原因がドーゼオーバーです。
ドーゼとは簡単に言うと「刺激量」のことです。
刺激量については
「アルントシュルツの法則」がよく知られています。
アルントシュルツの法則(解剖生理学)によると、
弱い刺激が組織の働きを目覚めさせ
中程度の刺激が組織の働きを亢進する
とされています。
この刺激を利用し、筋肉の緊張を緩和したり、身体の回復力を高めたりする訳です。
ところが、刺激量が強すぎた場合、組織の働きを抑制し、最終的に組織の働きを静止させてしまいます。その結果、筋繊維が傷ついて揉み返しが起こってしまいます。
また、強い力でのマッサージになれてしまうと、徐々にこれまでの押圧では物足りなくなり、さらに強い刺激を求めることとなります。
その結果、マッサージの効果そのものが得られなくなる可能性も生じます。
味覚や嗅覚・聴覚と同じかと思います。
味が濃いものが美味しいでしょうか?
香りが強いものが良い香りでしょうか?
大声で話せば、気持ちが通じるでしょうか?
味も香りも声も、適切な濃さ・強さ・大きさがあります。
逆に、濃く・強く・大きくなればなるほど、人間の感覚は鈍化してしまいます。
別の視点や角度から見てみるとのも面白いです。
人間の身体ってなかなか奥が深く不思議ですよね。
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