リラックスする為にも「副交感神経」から整えていきましょう
猛暑の夏でも
極寒の冬でも人間の体温は
ほぼ一定に保たれている。
寝ている間に呼吸は止まらない。
血圧も乱高下することはなく
しなやかに安定している。
お腹が空けば胃腸が鳴り、
空腹が満たされれば
エネルギーは各臓器に速やかに分配される。
こんなふうに日々健康に
過ごせるのは
自律神経が知らないところで
働いてくれているからです。
末梢神経の自律神経は
脳と情報をやりとりして
全身の恒常性を保つことが仕事です。
自律神経の立役者である
交感神経と副交感神経は
環境に適応して
生きていく力の源と言ってもいいですね、
日中は
交感神経の働きでアクティブに過ごしで
夜間は副交感神経の働きで
身体を休息させる。
これは昔に生物が獲得した
素晴らしい体内システム。
原始の人々はこのシステムを
活用して厳しい環境を生き抜いてきた。
現代ではどうでしょうか？
苦手な方の前に出ると
心拍数がバク上がり。
仕事で追い込まれるとお腹を下す。
日中はもちろん、
夕方以降もスマホやPCの前にて
長時間に座りっぱなしになり
睡眠時間を削りまくり。
どれもこれも、
すべて交感神経が過剰に動きつづける
状態で副交感神経の出番はない。
ある意味、生物としての異常事態だ。
自律神経のバランスの乱れは
多くの不調や病気の前兆と言ってもいいのでは…
過去も今も人間の身体に変わりはない。
歴史を振り返り今の生活を見習う時では？
先ずは副交感神経から
自律神経の立て直しを図っていきましょう。
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