「ぎっくり腰」は蓄積された負担の爆発 その根本的な対策方法とは?

咳をしたら立てなくなってしまうほどの
症状が出てしまったという今回ご来店の患者さん。
症状が出たあと、数日整骨院に通ったり
湿布や鎮痛剤を服用したようですが、
まだまだ症状がとりきれていないようでした。

ぎっくり腰は、
腰に溜まった負担が
ふとしたきっかけで爆発するような
イメージで引き起こされます。
ドイツ語では、ぎっくり腰を「魔女の一撃」と表現されたりします。
出ている症状を治しても、
負担の原因を取り除かないかぎり
また症状が出る可能性が高いです。
だから「癖になる」「再発しやすい」と言われているんですね。

今回ご来店された患者さんの場合、
首や肩も非常に硬く、
「体調が悪いのが普通」
という状態になってしまっていました。
血流が悪く循環力が低いので、
炎症も治りにくくなっています。

そこで滞っている箇所を柔らかくなっていくように
循環を促す施術を行いました。
しっかりと患部を休めれば、
炎症も早く収まることでしょう。

一般的な治療院では、炎症を和らげる、治しやすくする
といった施術をまず行いがちです。
しかし、
その施術は出発点ではなく着地点と考え、
まずは身体全体の調子を整えることから
始めなくてはなりません。

このことはぎっくり腰だけでなく、
癖になりやすいと言われるすべての症状に有効です。
患者さんの自己治癒力を高めてあげる施術を常に心がけております。

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