原因が無いのに「腰」が痛む?
原因がないのに腰が痛む?
画像診断では特に異常なし…
これまで心の問題として
扱われてきた原因不明の腰痛。
しかし、
それが起きるメカニズムや、
対処法が次第に明らかになってきました。
その原因はストレスなどによる
脳の機能低下によるものとの可能性が!
心ではなくカラダの機能低下。
痛覚変調性腰痛とは?
腰痛には原因がある。
そう思うのが普通です。
なぜなら、
痛みは損傷した部分を特定し、
正常に戻すためのサイン。
しかし
実はレントゲンやMRIで調べても
異常が見つからない場合があります。
以前はこれらを心因性腰痛と呼び、
心が引き起こす痛みとされてきました。
ところが昨今、
このような痛みが痛覚変調性疼痛に
よるものということがわかってきたのです。
痛みの原因が心ではなく、
カラダの機能低下によることが
明らかになってきました。
そんな腰痛を“痛覚変調性腰痛”にしていきましょう。
この腰痛がどうして起こり、
どのような症状になるのか?
その痛みを軽減したり、
解消する方法はないのかを考察。
前頭前野の働きが低下すると、
腰痛が起きる?
痛覚変調性による腰痛は、
痛みの出方や痛み具合が、
時間や場所、
日常のさまざまな行動により、
ちょくちょく変動するのが大きな特徴になります。
痛覚変調性疼痛は、
痛覚に変調を来したために
感じる痛みが変わるということ。
具体的には、
脳の前頭前野という部分が
働きにくくなることで起きてしまう。
人間には痛みを制御する、
自己鎮痛という能力が備わっています。
どこかに足をぶつけても、
痛みはすぐに引いていく。
それは前頭前野が痛みをコントロールしているおかげです。
この前頭前野は、
痛みに対して閾値を持っています。
単純に数値化した場合、
受けたダメージが10の場合は
“痛い”と感じますが、
8や9ではほとんど感じない。
受けた痛みの強さで
感じるか否かが決まります。
痛覚変調性による腰痛は、
この前頭前野の機能が低下することで
起きます。
10までは痛くなかったものが、
例えば5でも痛く感じるように
なってしまう。
いつもなら何てことない刺激が、
はっきり痛みとして表れてきます。
前頭前野の痛みに対する閾値が下がる。
つまり痛覚が変調を来すと、
通常ではまったく感じなかった痛みを、
感じるようになってしまう。
機能低下の理由は多々あります。
例えば人間関係などで
日常的にストレスに晒されたり、
ネガティブな思考ばかりが
先行するようになってしまったり…
こういう状態に陥ると、
前頭前野の働きは低下して、
腰痛が慢性的にずっと続くことにもなります。
痛覚変調性の腰痛は、
どんな痛み方をするのか?
痛覚変調性疼痛はなぜ腰に痛みが
出るのか?
実際には肩関節や肘関節などでは、
痛覚変調性疼痛は起こりづらいともいわれています。
それは人間が
四足歩行から二足歩行になり、
腰が激務に晒されることになったことが要因と考えられる。
人間は何をするにも、
上半身や頭の重量を支えなくてはなりません。
そのために
腰は長時間にわたって
大きな負担を担い続けています。
なので、
前頭前野の機能が低下したときに、
痛みが表れやすいのです。
痛覚変調性腰痛は、
気温や気圧の変化などでも
痛みが出やすいのが一つの特徴。
外的要因によって
さまざまなストレスがかかる
とカラダは萎縮します。
それは本能的に
自らを守ろうとするため。
すると、
身体の中心部、
つまり体幹部に力が入る。
それが、腰の痛みへと繫がってしまう。
腰は日常の激務に耐えている。
脳の働きが鈍ると、
普段なら感じない痛みも
原因不明の腰痛の原因になります。
腰に負担をかける作業に注意しましょう。
物言わぬ疲労が
じんわり腰に蓄積する作業が
デスクワーク。
同じ姿勢で長時間固まりがちな人は
適度な休憩を挟むだけでだいぶ違ってきます。
痛覚変調性の腰痛は
痛み方が不明瞭であるのも特徴の一つ。
場所が特定しにくく、
腰全体が痛む場合もある。
さらには特定の動きに伴う痛みでもない。
例えば前屈すると痛いというのではなく、朝起きたらなぜか痛むのが昼には軽くなった、などの変動がある。
心当たりがあるのではないでしょうか。
いくつかの問診をすれば
痛覚変調性による腰痛かがほぼわかる
痛覚変調性腰痛に陥りやすい人とは?
【破局的思考】
これは「自分はもう治らない」という、
痛みを誇張したりする
否定的な考えを示します。
この思考をするタイプには
3つの特徴があります。
まずは反復。
痛みについて繰り返し考えることで、
いつまでも不調を引きずってしまいます。
次が拡大視。
腰がこんなに悪いんだから
身体の他の部分もきっと
悪いのではないかという考え方。
そうして痛みに屈してしまう無力感。
これにより自律神経は乱れ、
前頭前野は慢性的な機能低下に陥ります。
痛みに対してネガティブな思考が働き始め、歯止めが利かなくなる。そうなると、前頭前野の働きはますます低下してしまう。
下記の項目の内、
2〜3個以上当てはまる場合には要注意です。
•痛みが完全に治まるまで仕事などを休むべきだ
•痛みのためにやりたいことを制限している
•痛みを抑えるためには安静が一番であると考えている
•動くと痛みが悪化すると思う
•常に不安や緊張がある
•常に憂鬱な気分である
•仕事が重労働、もしくは単純作業が多い
•今までに痛みのために仕事を休んだことがある
ご相談は下記まで
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