1カ月の食べすぎが身体に与える影響とは?
ずっと健康的だった
食生活が何かの事情で急に乱れた?
残念ながらその影響は非常に大きくなります…。
たった1日食べすぎただけで血糖値に大きな影響が出ることを海外の研究機関にても明らかに。
これはで健康な若者にも言えることに。
油っこい物や甘い物ばかり食べていると、血糖値が基準値以上に高くなるのは
周知の事実。
そして、
血糖値の上昇はインスリン抵抗性、
2型糖尿病、
心疾患のリスクを高めることが分かりました。
•1日だけ食べすぎてしまった場合
英大学の研究チームは、
一時的な食べすぎが
血糖値に与える影響を調査しました。
その結果、
高脂質の食べ物を
たった1日食べすぎただけで
血糖値とインスリン値が上昇した。
糖を効率的に処理する
身体の能力が低下することが分かりました。
高血糖は身体に害を及ぼしと
膵臓によるインスリンの過剰分泌が続くと、膵臓が機能障害に陥って、
必要なときにインスリンを分泌できなくなってしまう(これが2型糖尿病)。
なので私たちは食べる物に気を配り、
食事内容が健康に与える影響を意識する必要があります。
こちらの研究では
若くて健康な成人15名が
ソーセージ、ベーコン、目玉焼き、チーズ、ビーフバーガー、チーズケーキなどの高脂質の食品を摂取してから血糖値の検査を受けた。
この15名は
みな運動量の多い健康な非喫煙者で、
心疾患や糖尿病の既往歴が一切なかったとのこと。
にもかかわらず、
このような結果が出たというのは
興味深い内容になります。
というのも、
こういうプロフィール(運動量の多い健康な非喫煙者)であれば、
ちょっとくらい不健康な物を食べても大丈夫と思われることが多いからです。
高脂質の食べ物を1日食べすぎるだけで、健康な若者の全身のインスリン感受性が
低下することを示しています。
過食症の人や、
クリスマスから年末年始にかけて、
あるいはお祝いの席で
食べすぎてしまう人にとっては
重要な意味がありますね。
しかし今回の食事内容の
どの部分がいけなかったのかを
特定するにはさらなる研究が必要になってきます。
食べすぎた日の影響が
どのくらい続くのかも
現段階では分かっていないとのこと。
•5日ほど食べすぎてしまった場合には
アメリカにおける大学の研究結果では
健康な若い男性たちが5日間連続で
不健康な食べ物を過剰に摂取した場合(私たちがクリスマスや年末年始にする感じ)と、
慢性的な過食が28日間続いた場合の影響を調査した。
参加者に出された食事は高糖質で、
チョコレート、
ミールリプレイスメント(ダイエットドリンク)、
チップスなどで1日の摂取カロリーを1000kcalほど増やしてあった。
短期間の実験の結果からは。
5日間で参加者の体重や体脂肪が
大幅に増えることはなかったけれど、
内臓脂肪(内臓の周りに蓄積する脂肪)は15%増加した。
内臓脂肪はさまざまな疾患のリスク因子になります。
参加者の血糖値は5日間を通じて安定しており、インスリン値は正常なままとのこと。
•28日も食べすぎが続いた場合
28日間の実験を終えたあとでも
男性たちの血糖値は正常な範囲内に
収まっていたけれど、
食後の血糖値とインスリン値は
一時的に上昇し、
全身の体脂肪と内臓脂肪が増加していたとのこと。
内臓脂肪の増加率は(5日間の実験と同じ)15%にとどまっていたけれど、
裏を返せば5日間の過食の影響が
28日の過食と同じだけ大きかったことに
なる。
これは驚きのデータ。
内臓脂肪は内臓を取り囲むように
蓄積しており、
これが増えると
心臓発作、心疾患、2型糖尿病、高血圧、脳卒中、乳がん、大腸がん、アルツハイマー病のリスクが高くなります。
実験に参加した男性たちは若い・フィット・健康の三拍子が揃っていたので、
食生活をもとに戻せば
実験で増えた分の内臓脂肪も
自然と減る可能性が高い
(このあたりは今後の研究で裏付けが必要)。
逆に高齢者や運動量が少ない人は、
たぶん回復にかかる時間が長くなるのが想像できます。
クリスマスや年末年始の
一時的な食べすぎには
身体も対処できるかもしれないけれど、
数日おきに暴飲暴食を繰り返せば、
私たちの目に見えないところ(内臓)で
長期的な影響が出る可能性もあることを覚えている必要がありますね…。
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